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【クリエイター白書】”どこから見ても可愛い"アバターとは !? アバタークリエイターSKYMYさん

バーチャルで活躍する様々なクリエイターのこだわりや想いをお届けする「クリエイター白書」。今回は、モデラーのSKYMYさん。エルキュナちゃんやエミスティアちゃんなど愛好者が多いアバターを多く制作されていらっしゃいます。


作品にまつわるエピソードがあれば教えてください

──Vketは3の頃からずっと参加させていただき、そのたびに新作の公開をしてきたので2022 Winterまでの間に合計7体を制作できました。

自分一人で制作していると、とにかくクオリティーを上げ続けたいという衝動に駆られずっと完成できないジレンマに陥りそうになりますが、Vketがあるとそれを締め切りの指標にできるので思い切りのいいスケジュールを立てやすかったので本当に感謝しています!

アバター制作は本当に奥が深く、制作工程も複雑で様々な分野の総合的な知識が必要で、仕様もどんどん変わっていくので変化への適応力も必要でめちゃくちゃ大変なのですが、でも自分はアバター制作の天井のない、晴天の草原を走っているような爽快感がとても好きです。

アバターや衣装を作るとき、毎回何かひとつ今までできなかった課題を設定して、それをクリアしていくことで少しづつできることの幅を広げるようにしています。

例えば、エルキュナでは複雑なメッシュを含むスカートの造形、レスキュナでは顔の造形のブラッシュアップ、エミスティアでは体の造形、髪が雰囲気にもたらす影響の研究、ユリスフィアではUV展開方法、キュリシアでは布っぽい複雑なメッシュの造形の研究、リミリアでは全体の柔和な雰囲気、テクスチャの研究などを軸に制作してきました。

作品づくりをするときに、大切にしているポイントやこだわりを教えてください

──全体的な雰囲気として、初めてVRCに入ってくる人でも、なるべく違和感なく集団に溶け込めて遊べるアバターを目指して制作しています。

また、手や顔の造形やテクスチャには特に注意して制作しています。手はできるだけ艶やかで美しく可愛らしく見えるように、顔はどの角度から見てもできるだけ可愛く見えるようにBlender上でとても時間をかけて調整しています。

そう思うようになったきっかけやエピソードを教えてください

──自分もそうだったのですが、初めてVRCに入ったときに自分に合ったコミュニティーを見つけるのにとても苦労しました。そういった人を少しでも減らせたらいいなと考え、できるだけ意匠感の強すぎないモデルの制作を目指してきました。

手の造形に関しては、学生の頃爪磨きを友達が貸してくれて初めて爪を磨いたとき、初めてピカピカになった爪を見てとても嬉しかったので、その時の感動をたくさんの人に届けたいと思って特に手はとても綺麗にしてあります。

顔の造形に関しては、学生の頃からずっとアニメや漫画が好きで、ものすごくたくさんの作品を浴びるように観てきたので、どうしても譲れない造形がありそれを作り出すことを目指し現在も検証を重ねています。

──制作をはじめたきっかけは、エピソードはありますか

モデル制作を初めたきっかけは2017年にねこますさんの動画を見たことです。そのころの自分にとってあまりに衝撃的で、自分もとにかくVTuberになりたいという思いに駆られ、当時まだLive2DのVtuberも主流でなかったので、3Dアバターを勢いで作り初めました。



結局VTuberになることは諦めましたが、VTuberの準備をする中で一番楽しかったのが3Dモデル制作の工程だったので、それを主軸において同人活動していきたいなとその頃決めました。

──今後こんなふうな活動がしたい!というのがあれば、教えてください!

現在はアバターや衣装の制作を行っているのですが、それだけでなくワールド制作もやっていきたいと考えています。より表現の幅を増やし、沢山の人がバーチャルで楽しめる世界を作っていきたいと考えています。

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