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バーチャルマーケットに、新たな出展方式が登場します!

Vket2023Winterより、新たな出展方式を2つ追加いたします!
Vketをさらに多くの方に楽しんでいただけるようにしていく工夫の一環として、今回この追加を実施します。

この記事では、新たに追加される「コミュニティ出展」と「アイテム出展」について解説いたします。


バーチャル文化圏の拡大

2018年にバーチャル文化の盛り上がりとともに生まれたVketは、この夏、5周年10回目の開催を迎えることができました。これも皆様の支えのおかげです。心より感謝いたします。

Vketの原点は、"アバター向け3Dモデルに出会えるマーケットを作りたい"という考えから生まれました。Vketの主要な出展物は、今でも3Dモデル(特にアバター表現)を提供するクリエイターさんの出展ブースが中心です。今後も、アバター表現はバーチャルな文化圏の中心軸的な存在であり続けるでしょう。

一方、Vket設立以降の5年間で、バーチャル文化にも様々な変化が生じました。特にユーザー数の拡大とコミュニティの成長は体感としても眼を見張るほどで、バーチャル空間の楽しみ方はより一層多様さを増してきつつあります。

新たな出展方式と、新たな出会いの創出

そのようなバーチャル文化圏の拡大と成長を踏まえ、様々な文化圏に属する方々のクリエイティブや想いも、今まで以上にVketに乗せていけるようにすべく、Vket2023winterより新たな出展方式を2つ新設いたします。

・コミュニティ出展
・アイテム出展

この2種類です。それぞれについて詳しく解説いたします。

コミュニティ出展

コミュニティ出展ブースイメージ(牙城園)

コミュニティ出展とは「特定のテーマやジャンルに基づいて集まったユーザーのグループ」向けの出展方式を指します。具体的には、バーチャル空間で日々開催されている、集会や店舗などのイベントが対象です。

初の試みとなるVket2023winterでは、まずは「店舗型イベントコミュニティ(※1)」向けの出展枠を設けます。店舗型から始める理由は、今回「お店の形の出展ブースを構えるのに適したコンセプトワールド」の採用が決定したためです。もちろん今後、出展対象のコミュニティは拡大予定です。

※1 Vket2023Winterでの店舗型イベントコミュニティの定義は、大きくは以下のような特徴を持つユーザーグループを指します。

・独自のイベント開催用ワールド(≒店舗)を持っていること
・少なくとも月に1回以上程度の頻度で定期的にイベントを開催していること(もしくはする予定があること)
・キャスト(スタッフ)とゲストとの対話を主なコンテンツとして提供するイベント/コミュニティであること

ただし、これらに完全には合致しないコミュニティでも、柔軟に対応させていただきます。ぜひお気軽にご出展をご検討ください。

入稿方法は、指定サイズの画像(イベントのポスターやロゴ、イベント中の写真など)をブラウザ上からアップロードして入稿する形となります。UnityやBlender等のアプリケーションを使う必要性はありません。そして、出展料は無料です。

Vket2023winterには、店舗型イベントコミュニティを受け入れ可能な会場として、2つのコンセプトワールド「ホテル牙城園」「酒場街バーレムホルン」をご用意いたします。

「ホテル牙城園」は、雅、粋、豪華絢爛、VIP、御用達、などのキーワードをイメージした、和風な富裕層向けホテル風のワールドです。きらびやかなキャスト達にゲストがもてなされる、接客RP系の店舗イベントと相性が良いかもしれません。

ホテル牙城園

「酒場街バーレムホルン」は、冒険者、荒くれ者、お酒、酔いどれ、などのキーワードをイメージした、ファンタジー世界の酒場街風のワールドです。
スタッフとゲストが共に楽しくお酒を飲みながらコミュニケーションを楽しむようなイベントと、非常に相性がよいでしょう。

酒場街バーレムホルン

店舗型イベントのオーナー、スタッフの皆様、ぜひご自身の関わる店舗イベントとイメージの合うコンセプト会場にご出展いただけましたら幸いです。

アイテム出展

アイテム台座に展示される入稿物のイメージ
配置スペースは1x1x2m

アイテム出展とは「ブースモデルの入稿が不要な、3Dモデル単体での入稿形式」です。各会場コンセプトに合わせた備え付けのオリジナルブースをVketが予め用意し、その上に入稿頂いた3Dモデルを展示します。

Vket2023winterでは、一部を除くほぼ全てのコンセプト会場(※2)に、アイテム出展用の枠をご用意いたします。アイテム出展用スペースは会場内の各所に点在しており、1つのスペースに対して3つの台座を配置します(※3)。アイテム出展の申込者1人につき、1つの台座が割り振られます。

出展方法は、UnityとVketToolsを使用して、入稿ルールに沿った形式の3Dモデルをアップロード頂く形となります。基本の出展方式と比較すると、ブースを入稿する必要がないため、制限内に収める難易度が比較的低くなります。こちらも出展料は無料です。

これまで、Vketに出展する際には、非常に高度なUnityやBlenderの知識が求められることがありました。「Vketに出展するとUnityスキルが上がる」と言われることすらありましたが、この高いハードルは、Vketに出展してみたいという気持ちがある新規のユーザーにとっては敷居が高いと感じられることも事実です。

3Dモデルだけでの出展形式を設けることで、「初めてのVketはアイテム出展から始めてみようかな」といったニーズや、「今回はブースを作る時間はないけど参加したい」といった多忙なクリエイターの声に応えていきたいと考えています。

※2 フォールンエデン超大型/Questピクセリカ/Questイマネジア/Questテクノカインドの4会場にはアイテム出展枠がありません。
※3 フォールンエデンでは1つのスペースに10の台座を配置します。

出展に関わる詳細については、ガイドラインをご参照ください。
コミュニティ出展、アイテム出展への出展申し込みを、心よりお待ちしております!

バーチャルを豊かにするために


コミュニティ出展、アイテム出展を設けた背景には、「より多くの人にもっとVketを楽しんでもらいたい!」という思いが共通してあります。

Vketは、ひとりで訪れたりフレンドと一緒に会場を巡るだけでも充分に楽しい体験ができますが、出展してみたり、コラボをしてみたり、配信をしてみたり、スタッフをしてみたりなど、プロセスにより深く関わることでまた違った楽しみ方を感じられます。

自身のブースを訪れた人々の声をSNSで見ることで喜びを感じたり、スタッフとして参加したイベントが、更に他の方の人生に影響を与えたりするなど、多くの喜びや達成感を得ることができることもあるでしょう。

2024年以降のVketでも、様々な出展方式を選べるようにしていきたいと考えています。例えばパフォーマンスやキャスト活動を行っている方々を対象とした「パーソナル出展」や、ワールド制作者を対象とした「ワールド出展」といった新たな出展方式も検討しています。こんな出展方式があったらいいな、こんな関わり方ができたらいいなといったアイディアのコメントも、いつでも大歓迎でお待ちしております。

バーチャルマーケットのビジョンは「バーチャル空間を発展させ、豊かにする」です。

そして、その中で最も大切な機能は「新たな出会いや体験のきっかけを提供すること」です。

Vketは、これからもバーチャルな文化圏に暮らすユーザーと共に成長し、創り続けていきます。



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