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メタバースはコンセプトが命!

HIKKYのCVOとしてVketのあれこれやっています、フィオです。

Vketのワールドには、いつも世界観の濃いコンセプトがありますよね。

今日は、Vketの会場コンセプトがどのように決まるのか、そしてなぜそれが重要なのかについてお話ししたいと思います。

私たちがコンセプトを検討し始める時にまず考えることは、ジャンルの網羅性です。
サイバー、ファンタジー、和風といった、バーチャル空間のアイテムにおける人気ジャンルを必ず取り入れ、出展会場として多くの作品を受け入れ可能な状態を作ります。
それぞれのコンセプトは、更に細かいサブジャンルを持ちます。例えば、直近の過去回であるVket2023winterには、ファンタジー系会場が2つありましたが、
バーレムホルンは、屋内・人工物・文化を感じるファンタジー

「バーレムホルン」コンセプトアート

龍の背中は、屋外・自然物・生命を感じるファンタジー

「龍の背中」コンセプトアート

を担っていました。

6~10個程度のコンセプトに対して、ジャンルや色合いなどに被りがないよう、調整します。

クリエイターの皆さんにとって「この世界に出展したい!」と感じて頂けるよう、また、来場者の皆さんが「この世界に行ってみたい!」と惹きつけられるようなコンセプトを作るように、スタッフ皆で日々知恵を絞っています。

コンセプトが果たす役割

最近は「Vketはこういうもんだ」と思われているような気がしますが、始めたばかりの頃は「Vketってコンセプトの我が強いけど、展示物が主役ではないの?」とよく聞かれたものでした。Vketを意識してか(?)「展示物が主役!」というテーマのイベントを目にすることも多くあります。

私は、展示物が主役であることと、コンセプトが濃い味であることは両立する。むしろ、濃くあることこそが出展者さんの作品を光らせることに繋がっている、と考えています。

コンセプトがあることが、クリエイターさんの創作を捗らせるきっかけになると考えています。色々な世界観があれば、その中にひとつは創作意欲の琴線に触れるものがあるはず。また、世界観をヒントにアイディアが出やすくなったり、ブースのイメージづくりの助けにもなることでしょう。

来場者さんにとっても、コンセプトはVketに行くきっかけになるでしょう。一番気になる、好きな世界観を選んで訪れるところからVketが始まります。出展者さんの作品と運命的な出会いをして頂けるのがゴールですが、そのスタート地点は「この世界なんか良いな!行ってみたい!」かもしれません。

コンセプトを作り、磨き上げることによって、出展者さんの作品と来場者さんを可能な限り多く繋げたい。これからも、皆さんにたくさんのきっかけをお届けできるよう、魅力的なコンセプトを考えたいと思います。

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