【ダイキン工業株式会社】オンデマンド配信からWebメタバースイベントへ!『DAIKIN × Autodesk CG Channel Week』の新たな挑戦
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VR法人HIKKYが企画・運営する「バーチャルマーケット(通称:Vket)」や「Vket Cloud(読み:ブイケットクラウド)」の、企業・団体様の活用事例をお届けします!
▼Vket Cloudとは
ブラウザからアクセスできる“Webメタバース”を作成できるサービスです。Vket Cloudで制作された空間は、アプリレスでWebブラウザから簡単にアクセスできるため、プラットフォームの制限の中で限られたユーザーにだけでなく、インターネットに存在するすべてのユーザーに対してオープンなコンテンツ・サービスを届けることが可能です。 無料で気軽にメタバースを作成できるフリープランから、バーチャル店舗運営などのビジネス活用をメインとしたビジネスプランなど、ご利用方法に合わせて様々なプランをご用意しております。
Vket Cloud公式サイト:https://cloud.vket.com/
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Vket Cloud導入の動機
総合空調機メーカーのダイキン工業(以下、ダイキン)は、電子システム事業において30年以上にわたり3D CGソフトの販売やサポート、システム構築に取り組むと共に、最新の技術情報を提供するセミナーやワークショップを開催するなど、クリエイター支援にも注力しています。
そんなダイキンは、第一線で活躍するクリエイターによるノウハウ解説や制作スキル向上に役立つ情報発信、AIやメタバース等の最新トレンドを紹介する目的で、『DAIKIN×Autodesk CG Channel Week』というオンラインイベントを開催しています。(主催:ダイキン工業株式会社 特別協賛:オートデスク株式会社)
今回で3回目となる『DAIKIN×Autodesk CG Channel Week 2024』は、Vket Cloudで制作したメタバース会場を舞台に、Webメタバースイベントとして開催しました。
今まではオンデマンド配信主体のイベントでしたが、「もっと付加価値を付けた新しいムーブメントが必要」だと課題を感じる中、今後もっとメタバースでビジネスが広がっていくという可能性も感じていたため、メタバース上での実施を検討。
その中でも、Webブラウザで簡単に誰でもアクセスできること、CGクリエイター向けのイベントなので見た目のリッチさも重要視し、Vket Cloudでの会場制作を決定いただきました。
Vket Cloudの活用
Vket Cloudで構築され、ダイキンのコーポレートカラーを意識してブルーと白基調でデザインされたメタバース会場には、Webブラウザから手軽にアクセスできるということもあり、連日多くの方にご来場いただきました。
8つのオンデマンドセッションには、それぞれ会場を用意。いつでも何度でも、自由にセッション動画を視聴することができる他、ロビー部分では、来場者同士によるボイスチャットでのコミュニケーションを可能に。
また、その時、その場でしか見られないライブならではの臨場感・立体感を感じてほしいという思いから、今回初めてライブセッションもラインナップ。さらに、オンデマンドセッションの講演者にライブで登壇いただき、セッション内容についての深掘り質問に答える『講演者交流会』も開催。これらの会場として、大規模なライブセッション会場も設置しました。
ライブセッションは質疑応答の際も多くの質問を頂くなど、例年以上に盛り上がった施策となりました。
Vket Cloudを用いたイベント実施にあたっての総評
「オンデマンドの手軽さ、ライブの臨場感といった双方のメリットを両立することができたのが今回のVket Cloudによるメタバースでのイベント開催だった。初めての取り組みなので最初はとまどうことも多かったが、今までとは違う新しい挑戦ができ、イベントの企画から準備、本番運営まで、大変ながらも楽しい経験ができた」と、ダイキンご担当者様からご感想を頂きました。
来場いただいたお客様からは、「ただ動画をみるだけではなく、メタバースで参加することで臨場感があってよかったです」「来場することなく、興味のあるコンテンツが閲覧することができ、タイパ・コスパが良かったです!また、他の来場された方から話しかけられ(テキストチャット)、リアル会場でもあまり無い体験をすることができ、面白かったです!」といったコメントが多く頂けた一方、コンテンツだけを見たいというニーズの方からは少し面倒だったといった声も。
今回初めてメタバースで開催してみて、より来場者の目線に立った見え方の検討や、多様な来場者の目的に合わせた柔軟な会場づくりが、これまで以上に求められることを実感。様々な改善点も見えたとのことで、「今回得た知見と経験を次に活かしたい」、「将来的な観点では欠かせないものになるはずのメタバースの動向を今後もウォッチして情報収集していきたい」と語っていただきました。
ダイキン工業株式会社 担当者からのコメント
ダイキン工業株式会社 電子システム事業部 MCグループ
グループリーダー
泉 清氏
「今回で3回目となる『DAIKIN × AUTODESK CG Channel Week』ですが、Vket Cloudを活用させて頂き、最新CG情報の発信に留まらず講演者と参加頂いたユーザー様のコミュニケーションの場も提供することで過去と違った形で開催することができました。
ただ、初めて本格的にメタバースを活用したイベントであったこともあり導線や視聴方法など課題も見つかりました。これらについては、次回以降のイベント企画の際に検討したいと思います。
当社では常に最新のトレンドをウォッチし、ユーザー様の制作にお役に立てるよう、情報提供やご提案を継続してまいります。
今後もDAIKIN CG Channelにご期待ください!」