【Vket活用事例】静岡県焼津市「ユーザーと共創する自治体の未来施策!地域を越えて魅力ひろがる」
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VR法人HIKKYが企画・運営する「バーチャルマーケット(通称:Vket)」の企業・団体様の活用事例をお届けします!
▼バーチャルマーケット
世界最大級のバーチャルイベント。3Dアイテムやリアル商品の売買に、バーチャルライブやアバター接客などの“体験”も提供し、国内外のクリエイターや企業が出展し、クリエイティブを発揮した展示に出会えるイベント。2018年から、年に2回、夏と冬に開催している。
https://event.vket.com/
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バーチャルマーケット参入のきっかけ
静岡県焼津市は、駿河湾に面した3つの港から多種多様な魚が水揚げされる日本有数の港町で、水揚げ高は、2016年から8年連続「日本一」を誇ります。
焼津市の魅力のひとつである豊富な海産物は、ふるさと納税返礼品として全国的にも人気を博しています。
地域の良質な産品をはじめとしたさらなる魅力の数々を、特に若い世代を中心に伝えていきたいと、2022年夏にバーチャルマーケットへ初めて出展いただきました。
以降、バーチャルマーケットには4回連続の出展、さらに2023年夏にはバーチャルマーケットのリアルイベントである「Vket Real」へもご出展いただきました。
バーチャルマーケットの活用
バーチャルマーケットの焼津市のブースでは、世界初となるバーチャル上での「マグロ解体ショー体験」や、「マグロ一本釣り体験」、「海鮮丼タワーバトル」など、一方向的なプロモーションではなく、遊び心のあるコンテンツを展開することで、ユーザーが楽しみながら市へ興味を持てたり、相互コミュニケーションを通じて関係構築ができるといった仕組みが生まれました。
市の海産物を用いたゲームのような体験の提供のほか、ふるさと納税の返礼品としても人気の地場産品をリアルに再現した3Dモデルを並べ、アバターが手に取ることもできる仕様に。これらは、VRユーザーのようなインターネットリテラシーの高い層に親和性が高く、VR体験をした方が、焼津を知り、ふるさと納税をするといった事例も見られました。
2023年夏、ベルサール秋葉原で開催されたバーチャルマーケット初のリアルイベント『バーチャルマーケット2023リアルinアキバ』へも出展いただき、ステージイベントにて『リアルマグロ解体ショー』を実施。バーチャルで実施したものをリアルに逆輸入し、「バーチャルで体験したあのマグロの解体ショーがリアルでも見れた!」と来場者からはとても好評で、リアルでの物販も大盛況に。バーチャルの世界を飛び出し、リアルな会場でも新たなユーザーと接点を持つ機会を生み出しました。
焼津市は2022年からバーチャルマーケットに4回連続で出展いただいたことで、「メタバースを活用している先進的な自治体」というイメージも定着してきており、バーチャルマーケットへの出展により多方面に市の魅力をPRしている代表的な自治体といえるでしょう。
今後、さらに観光や歴史文化など、様々な分野でメタバース上の取り組みを促進していくことに意欲を持っていらっしゃるということです。
焼津市からのコメント
焼津市 ふるさと納税課長 山下浩一 氏
「世界最大級のメタバースイベントである『バーチャルマーケット』に出展し、VR空間の賑わいと楽しさを感じ、将来への活用の可能性を実感しました。
メタバースの利活用は、これから先の自治体の施策に大きな可能性を秘めていると思います。VRの世界においては、現実では体験できない非日常な体験や、遠く離れた人とアバターを通してリアルなコミュニケーションが実現できます。
こうした技術により、行政の様々な分野で、これまで思いつきもしなかったような課題解決の切り口が見つかるかもしれません。
メタバース空間は、多くの人々が、想像力を働かせ、楽しく体験・交流し、成長していく新たなプラットフォームとして、益々重要になってくると思います」
『バーチャルマーケット2024 Summer』開催!
12回目の開催となる『バーチャルマーケット2024 Summer』が、2024年7月20日(土)〜8月4日(日)の16日間にわたり開催されることが決定。『Boundless!』をテーマに、「大阪」、「ドバイ」、「横浜」をパラリアル化した3会場を企業出展VR会場として展開。さらに3回目となるリアルイベントも実施します!