【クリエイター白書】フィット感を突き詰める!アバタークリエイター goLden takasan
バーチャルで活躍する様々なクリエイターのこだわりや想いをお届けする「クリエイター白書」。今回は、アバター製作者として活躍するgoLden takasanさんへのインタビューです。
代表作は、INABAちゃん。うさ耳とメイドというターゲットを狙い撃ちしたようなアバターデザインで、愛用するユーザーも多い人気アバターです。
クリエイターとしては長く、バーチャマーケットに初出店したのは2019年9月開催の「VirtualMarket3」から。当時、VRChat内で自作モデルのブームがあり、それに便乗するかたちでモデリングを始めたと語ります。
現在購入できるアバターは、「卯兎 -MAO Tu- マオ トゥ」「LatRa -羅虎-」「桜mo -Sakuramo-」「椎名-Shiina-」。それぞれ、うさぎや狐といった動物がモチーフのかわいらしい女性型のアバターです。
goLden takasanさんのアバターの特徴としては、ユニークなギミックが同梱されていることでしょう。例えば「LatRa -羅虎-」には、VRChatのワールドのBGMに反応して色味や模様の動きが変化するAudioLink Avaterが最初から搭載されています。派手に着飾りたい!という方にはオススメです。
「桜mo -Sakuramo-」には、同じくAudioLinkの他にほっぺたをぷにぷにしたり、つまんだりできるPunipuni Hoppe Boneが搭載され表現力のある仕上がりになっています。
そんなこわだりを持つgoLden takasanさん。どのような想いで制作活動を続けているのでしょうか。
──作品にまつわるエピソードがあれば教えてください
椎名のときからイラストレーターのひらきちさんと組んで3Dモデルを作成しています。
単純にデザインとテクスチャを丸投げというわけではなく「どうすれば可愛いのか」「どういうデザインがVRChatでは喜ばれるのか」など、お互い入念に話し合った上で制作に取り掛かっています。おかげでより多くの方々に愛されるモデルを作り上げることが出来たなと思います。
特にINABAに関しては、VRCを始めたばかりの方に試着して頂いたときに「俺、尋常じゃなく可愛くなってる!」という声が上がりました。そういう感想を持っていただけたのは本当に嬉しかったですね。
またAFKモーションはアニメーターのAtuyさんにお願いしていて、これがめちゃくちゃ可愛いです。これ見たさにわざとAFKにする人もいるんじゃないでしょうか。
Expressions menuやUnity setupに関しては、プログラマーのあにくんにお願いしてるおかげで綺麗にまとまっています。
他にもデバッグに付き合ってくれたり動画を作ってくれたりなど、たくさんの方々が助けてくれることでアバターを作ることが出来ています。
僕だけの力ではありません。
──大切にしているポイントやこだわりを教えてください
例えばINABAのエプロンについてるバッジは「因幡の白兎」モチーフなんですが、そういう気づいた方がニヤリと出来るようなポイントは入れたいなと思っています。ひらきちさんはそんな要望に見事に応えてくれました。
またデスクトップで遊ぶ方でも楽しんでいただけるよう、モデル全体のシルエットやデザインはかなり気にしています。ただ立っているだけで可愛いのが理想ですね。
ただ3Dアバターってのは動いてナンボだと思っているので、ダンス勢などのアクティブな使い方をされる方でも満足できるフルトラ適正、フィット感を目指しています。
──そう思うようになったきっかけやエピソードを教えてください
元々MMDが好きだったこともあり、自分の作ったアバターが動いている姿が見ていて楽しかったため。着ている本人の動きをなるべく忠実にトレース出来るようなアバター作りは常に心がけています。
──今後こんなふうな活動がしたい!というのがあれば、教えてください!
とにかく継続して新作3Dモデルを発表していきたいです。
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