【クリエイター白書】”可愛すぎないように作る”寐込くゆさん
バーチャルで活躍する様々なクリエイターのこだわりや想いをお届けする「クリエイター白書」。今回は、アバタークリエイターの寐込くゆさんへのインタビューです。
電脳屋アバターと呼ばれ、熱狂的なファン多いくゆさんのアバター。代表的なのは「アングラの子」や「龍のヨルちゃん」でしょうか。
洗礼されたデザインと、ファッショナブルなアイテムが独自の存在感をしめしています。そんな寐込くゆさんには、どんなこだわりや思いがあるのでしょうか。
作品にまつわるエピソードがあれば教えてください
──龍のヨルちゃんについての名前の由来とかであればヨルムンガンドで、龍が宝石好きというところから飴玉が好き、甘味が好きだったらギャップが有ってかわいいので飴を咥えてたりします。
人間社会を満喫してて、龍らしさを残しながらも日常生活が送れるような服のデザインにもしていたりします。
ユーザーの方と会う機会があんまりないので、Twitterで見たりとかBoothで直接貰った感想になりますが他のアバターを作ってるときは服の着せやすさから胸を絶壁にしてるんですが、今回は胸を大きめにして結構こだわって作ったので「重さを感じる」みたいに言われてるのが作り込んだ甲斐があったなぁと思いました。
あと「生み出してくれてありがとう」って言われたときは、もうすごいうれしくて作ってよかったと思いました。
──大切にしているポイントやこだわりを教えてください
自分が見ていて落ち着くラインを目指して製作する。
最初にデザインを決めていた場合でも後からこっちの方が良いな、と思ったら途中からデザインの変更をしたり等です。
あと僕のこだわりでユーザーの方に申し訳ないなぁと思うこともあって、僕は作品を結構詰めすぎないで出すことが多いので後になって粗が見えて変えたくなってきたりして、それを感じたら見ていてどうしても治したくなってしまってボーンの構造から何から納得できるようにしてしまうんですよね。
本当に振り回してしまって申し訳ないと思いながら、譲れないところなので調整してます。あとフェチには結構力を入れています。今までの僕の作品は、結構可愛すぎない様に作っていることが多いですね。
服に関してのこだわりも、特にシルエットが分かりやすい様に作っていたりします。服のイメージを薄くして、いろいろなギャップが出るような改変が見れたら嬉しいなと思って作ったりもします。
──そう思うようになったきっかけやエピソードを教えてください
僕は好きな方向が似ている人に向けて製作をしてて「これいいよね!ここ好き!!」みたいな風に作っているので、自分が見てて落ち着かなければ共感されないだろうと思っているので、シルエットが気に食わなかったりする時もガラッと服装を変えたりしています。
「可愛すぎない事」に関しては、可愛すぎるのはありふれているので別ベクトルで可愛い方が多様性があって面白いと思ったので、そうなる様に作っていたりもしました。
──制作をはじめたきっかけは、エピソードはありますか
2018年頃のVtuberが出始めた辺りで影響を受けたのが始まりで、そこからVRChatに行って自分のアバターを作ったのがきっかけです。
──今後こんなふうな活動がしたい!というのがあれば、教えてください!
アバター作者としての活動だとリアルに手元に残る様なキャラクターグッズなんかはちょっと出してみたいです。
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