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コロナ禍のクリエイターを救え!「MusicVket」が誕生するまでとこれから

こんにちは!今回は、 バーチャルマーケットの姉妹イベントとして開催された、VR空間上にて楽曲を視聴・売買できるVR音楽展示即売会「MusicVket」の裏側をご紹介します。「新しい音楽に触れるきっかけ」を生み出す体験や、「PKCZ®」等の“心に残る”コンテンツなど、「MusicVket」がこだわった点について特集します。

【目次】
・HIKKYが手掛ける「VR事業」って?
・どうやって「MusicVket」は誕生したの?
・コロナ禍でも、バーチャル空間だからできること
・「MusicVket2」は、今までとココが違う!
・「MusicVket2」で苦労した点
・見どころは“パリピ界の頂点”と“隠キャ代表”のコラボで
 斬新なパフォーマンス
・今後の課題や目標  

【HIKKYが手掛ける「VR事業」って?】
VR法人HIKKYは、バーチャル世界の生活圏・経済圏を発展させ、クリエイターがより活躍できる場を支えていく企業です。
現在、HIKKYが手掛けるVRイベントで一番大きなイベントは「バーチャルマーケット」です。世界中から100万人以上の来場者を誇る、世界最大級のVRイベントとして急成長しています。
「バーチャルマーケット」では、 VR空間上にある会場で、出展者と来場者が、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PCなど)を売り買いをしたり、バーチャル空間上で乗り物に乗ったり、映画を見たり、音楽ライブを体験したり、来場者間で音声によるコミュニケーションを楽しむことが可能です。その他、一流店員の接客を受けたり、有名人と目の前で触れ合ったりする体験もすることができます。
VR機器やPC、スマホから誰でも気軽に参加でき、開催期間中は24時間運営されていることから、日本はもとより世界中から来場者が集まっています。

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【どうやって「MusicVket」は誕生したの?】
昨年から、終息の目途が立たない新型コロナウィルスの流行によって、様々なイベントが中止になり、エンタメ業界全体にも大きな影響が出ています。
多分野のクリエイターの仕事が少なくなり、作品を発表する機会が減ってゆくのを見て、もともと弊社が開催していた「バーチャルマーケット」の延長線上で、何かできることはないか。

そう考えていた時に、各業界のクリエイターから「是非VRを使った作品発表の場を作ってほしい」などのお声掛けを頂き、
音楽分野では「MusicVket」、コミック分野では「ComicVket」、ゲーム分野では「GameVket」を、「バーチャルマ―ケット」の姉妹イベントという建付けで開催を決定しました。

そのすべてが、リアルの代替でもなく、一時的な補完でもない、「新しい展示即売会のカタチをバーチャル空間上で表現する」ということをテーマに掲げています。

各イベントは、一般クリエイターが出展するスペースと、企業が出展するスペースがあります。一般クリエイターが出展するブースに関しては、クリエイターが全くVRに触れたことがなくても簡単に出展できるよう、画像や動画のファイルを登録するだけの仕組みづくりから行いました。

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【コロナ禍の今、バーチャル空間だからできること】
コロナ禍で、密は避け、人との距離をとらなくてはならない時代ですが、VRの世界なら、日本に限らず世界中の方と時間・距離の概念を超えてコミュニケーションをとることができ、感動した気持ちも近くで共感することができます。
 おかげさまで、「MusicVket1」は4日間で8万人以上の方にご来場いただき、同時開催した「ComicVket1」と合わせると、トータルで約19万人もの方にご参加いただきました。コロナ禍で、ここまで多くの方にコミュニケーションをとりつつイベントに参加いただけるのは、バーチャル空間ならではだと思います。

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【「MusicVket1」と「MusicVket2」はココが違う!】
バーチャル空間独自の没入感や臨場感、ワクワク感などを、もっと多くの音楽クリエイターに知ってもらいたいという想いから、「MusicVket2」は「MusicVket 1」より、さらにパワーアップした作りになっています。

まず1点目は、ビジュアル面の工夫や音楽のジャンル分けです。ユーザーと音楽クリエイターの距離をさらに縮め「新しい音楽に触れるきっかけ」を作りたかったので、「MusicVket2」では試聴機に加え、出展者の活動を映像で紹介するスクリーンを設置しました。

単に音を聴くだけでなく、目で見て楽しめる視覚的な要素も入れ、ブースの空間づくりにもこだわりました。さらに、ポップスやソウル、テクノ、ボーカロイドといった音楽ジャンル別に9つの会場に分け、興味関心のある音楽に触れやすい導線設計を心がけました。

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2点目は、アプリレスで「MusicVket2」へ入場可能になったことです。 今まではVR特有の没入感ある演出を味わうためには、ヘッドマウントディスプレイが必須でした。今回は「Vketクラウド」というHIKKYの自社プラットフォームを開発したので、VR機器がなくてもスマホやタブレット、PCなどあらゆるデバイスから、URLをクリックするだけでイベントに参加できるようになりました。

例えば音楽クリエイターがTwitterに自分の出展するブースのURLを記載しておけば、そのURLリンクを踏むだけで、スマホから簡単に「MusicVket 2」へアクセスできるようになったということなんです。 これは、今まで「VRって敷居が高い」と感じていたユーザーにとっても、ハードルが下がり、バーチャルイベントに参加しやすくなった大きなポイントです。

【「MusicVket2」で苦労した点】
今回、「MusicVket2」を開催するにあたり、 特に企業出展ブースにおいて、本来の音楽イベントをVRコンテンツへと昇華させる作業にとても苦労しました。イベントが終わった後でも思い出に残るものにするため、ユーザー視点に立ったギミックやVRコンテンツを提供したいという思いがあったからです。

VR空間特有の没入感を創ることは難しく、創意工夫しながら、出展者側と“共創”しました。 お互い知恵を絞り、アイデアを出し合い、ふとした思いつきが、”バーチャルで表現してみたら意外に面白かった”なんて素敵な発見もありました。

【見どころは“パリピ界の頂点”と“隠キャ代表”のコラボで斬新なパフォーマンス】
今回は出展いただいたアーティストの中でも、LDH JAPANに所属するEXILEのHIRO、MAKIDAI、VERBAL、DARUMA、白濱亜嵐からなるユニット「PKCZ®」には、群を抜いて完成度の高いエンターテイメントを提供していただきました。

PKCZ®メンバーの皆さんが今までリアルのライブで培ってきたコンテンツをバーチャルで発展させることができ、“VR × エンターテイメント”の可能性をものすごく感じた瞬間でした。

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特別ブースではユーザーが自分のアバターで“ランニングマン”や“Choo Choo TRAIN”を踊ることができる仕組みを実装しました。

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また、バーチャルDJイベントではメンバーご本人に空間プロデュースをしてもらい、サウンドに合わせたVJやライトニングの演出、VRならではの空間表現や没入感・高揚感を駆り立てる斬新なライブパフォーマンスをしていただきました。このバーチャルDJイベントはリアル空間のクラブにいるかのような雰囲気が味わえる空間作りをしました。

極端な表現かもしませんが、PKCZ®は、“パリピ界の頂点”に立つようなイケてるアーティストのイメージです。一方で、Vtuberやバーチャル世界に生きる私たちは、言葉を選ばずに言えば“隠キャ代表”なんです。リアルではほとんど接点がない両極端なクリエイターが、 バーチャル世界では一緒になって、新たなクリエイティブを追及できたことも、新しい出会いとなり、感動した点です。

今回、素晴らしいバーチャルDJイベントが開催することができた大きな理由に、PKCZ®のVERBAL(バーバル)さんが新しい分野のものに対して、とても意識が高く、バーチャル世界に強い関心と情熱を持っている方だったことが大きいと感じています。

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【今後の課題や目標  】
バーチャルマーケットから派生した姉妹イベントである「MusicVket」、「ComicVket」、「GameVket」は、バーチャル空間自体が好きなわけではなく、特定のジャンルでクリエイティブを磨いてきたクリエイターやアーティストが出展しています。

今まで、リアルやWebで作品の発表・販売をしてきた皆さんが、VR空間ではどんな表現ができるのか。VR空間で届けられる価値は何なのかということを、クリエイターさんと一緒になって色々と模索していきたいです。
今後、他分野でバーチャルイベントを行う際にも、その業界のカルチャーを踏襲しながらバーチャル経済圏を作れるよう頑張っていきたいと思います。

コロナ禍でイベントがなかなか開催できない状況だからこそ、バーチャル空間で音楽イベントを開催し、それがきっかけで有名になるクリエイター、アーティストの皆さんを輩出・応援できるような影響力ある音楽VRイベントに成長させていくのが今後の目標です。

これからもバーチャル空間をより豊かにすることを目指し、ご参加いただく皆様と一緒に新しい世界を作り上げていくことを楽しみにしております。これからも、よろしくお願いします!


VRコンテンツは新しい業界ですが、現在多くの企業や音楽アーティストから、バーチャル空間での新しい広告やプロモーションへの関心が高まり、オファーはどんどん増えています。我々にとっても、各企業ごとにユニークかつバーチャルならではの“心に残るような体験”を提供できるよう尽力しています。





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