【産学連携】3DCGクリエイターとして働こう!(大原学園講義レポート)
日本最大級の専門学校、「大原学園」の岡山情報ITクリエイター専門学校で、HIKKYがオンライン講演を行った様子をレポートします。
世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」を企画運営しているHIKKYで、3DCGクリエイターとして働くとはどういうことか、どんな人に向いているか、開発環境についてや、VRを開発する際の注意点など──未来のクリエイターとなる生徒の皆さんへ、たっぷりお話してまいりました!
きっかけは岡山から。
「なのです」さんと講演スタート!
HIKKYは度々、広島、岡山、島根といった各地のUnity勉強会に参加しているのですが、「岡山Unity勉強会」さんへ会場を提供している「株式会社なのです」さんからお声がけをいただき、今回のオンライン講演が実現しました。
「なのです」さんは、「かわいい」をキーワードに、VTuber向けや、ゲーム向けの3DCGキャラクターモデルを制作している会社です。
岡山校だけではなく、金沢校や福岡校など、オンラインで集まった総勢200名を超える生徒の皆さんへ、いざ、講義スタート!
まずは「なのです」さんが、メタバース市場の現状や3Dキャラモデラーの仕事について語りました。VTuberブームやメタバースの盛り上がりで、3DCGクリエイターの需要も増えているなか、楽しいという感情を強く持つことが大切とのこと。
HIKKYで働くってどんな感じ?
さて、いよいよHIKKYの登壇。今回の講師は、この二人!
株式会社HIKKY取締役COO
クリエイティブオフィサー CQO
「企画制作・ファッション・アバター・空間・コンセプトアート他視覚にはいるもの全般作ってます。」
プロダクションユニット
制作部 3DCG リーダー兼部長
「社内の制作チームを見ています。自分でモデリングなどのCG作業もします」
まずは、COOのさわえから、HIKKYが掲げる理念についてご紹介。
HIKKYのミッション・ビジョンはこちら!
HIKKYは、「Creative Revolution」を信じ、ワクワクするものを日々つくり続けています。そう、「ワクワクするものしかつくらん!」という気概でやっております。
アバター出勤も当たり前。メンバーはハンドルネームで呼び合い、好きな姿で仕事を楽しんでいます。離島や海外から業務しているメンバーもおり、もちろん地方就業も可能です。
本社の恵比寿にはオフィスもあり、リアル出勤もOK。オフィスは主に、コミュニケーションの場として機能しています。
さらに、世界最大級のメタバースイベント『バーチャルマーケット』や、バーチャルマーケット発のリアルイベント『VketReal(ブイケットリアル)』についてもご紹介。
エンタメ企業や自動車、食品、金融など、様々な企業様とのユニークなメタバース施策の事例をご紹介しながら、現実世界ではできない体験を提供できることや、広告を「楽しさ」に昇華してバーチャルを遊び尽くすことができるメタバースの可能性をお伝えしました。
HIKKYで3DCGクリエイターとして働く!
ここからは、ちょびさんにバトンタッチ。スキルやツールなど、より具体的な業務についてのお話です。
HIKKYが求める人物像とはズバリ、自発的に行動し、リモート環境でのコミュニケーション力があり、柔軟で変化に適応できること。業界の変化も大きいので、新しい技術はとりあえず触ってみる・体験してみるといった、知識や情報のアップデートを行うことが大切。良い情報は、チームへもどんどんシェアしていってください。
何より、全てのプロジェクトの原動力は、「人を楽しませたい・ワクワクさせたい」という想い。この気持ちを持つ方々をHIKKYは歓迎します!
開発環境としては、モデリングは主にBlenderを使用しますが、ゲームや映像の業界からジョインしてきた方はMayaを使ったりと、様々なツールを併用することも。
各工程ごとにチームを分けており、3DCG部門には「キャラ・アバター班」、「ワールド・プロップ班」、「演出・エフェクト班」、「モーション班」の4つのチームがあります。その人のスキル次第でチームを横断したり、チーム間をまたいで共同で作業することもあります。そこまで厳密な分業制ではなく、状況に応じて柔軟に対応しています。
ちょびさんからは、各チームの業務内容や、アバター、ワールド作成の注意点なども詳しく説明がありました。
目線に近い手や指の造形、顔のモデリングは細かくチェックすることや、プラットフォームの仕様に合わせてデータを作成すること、バーチャル空間ではプレイヤーの目がカメラになるので、人間の視点に合わせて快適な環境を作ることなど……。
気になる方は、ぜひHIKKYが参加する勉強会や説明会などに遊びにいらして、お気軽にご質問などいただければと思います😊
次元を超えるワクワクで人生を変えよう!
オンライン講演にご参加された生徒の皆さんの中に、メタバース経験者はそこまで多くはなかったものの、皆さん熱心に話を聞いてくださり、「どういった3Dのモーションを作っているのか?」、「ゲーム用のエフェクトとメタバースで使われるエフェクトの違いとは?」、「ワールド、アバター軽量化のコツは?」、「 VR酔い対策はどのようにしているか?」といった様々な質問が飛び出しました。
さらに後日、大原学園様からは、当初VRやメタバースに興味が無かった生徒からも大変感銘を受けたという感想があったことや、VRに興味が出たという生徒からヘッドマウントディスプレイの体験申し出があったことなど、生徒の皆さんからのうれしいお声をいただきました。
(こんなん、泣いてまうやろ……🥺)
改めて、大原学園・岡山情報ITクリエイター専門学校様、株式会社なのです様、そしてご参加された生徒の皆さま、貴重な機会をありがとうございました!
これからも、未来を担う学生の皆さまへ、メタバースやVRを通じた様々な可能性や働き方についてお伝えしていくことができれば幸いです。
HIKKYは、どんな仕事も、人生も、「楽しみたい・楽しませたい・ワクワクをつくりたい!」という想いが何より大切だと考えています。
そんな熱い気持ちを持つ方であれば、大歓迎。好きな姿で、好きな場所で、一緒にCreative Revolutionを起こしてみませんか?