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【社員インタビュー】「好きなこと」と「得意なこと」のかけ算で、クリエイティブな世界へ飛び込もう!(ディレクションチーム・Monowoさん)

HIKKY PR担当です。
HIKKYには、個性豊かなVRのプロフェッショナルが大勢いるのですが、なかでも最近「いいシゴト」で社内の話題となった人物にスポットライトを当て、インタビューを公開していきたいと思います!

今回は、ディレクションチームのMonowoさん
ディレクションチームの一員として、HIKKYが企画運営する世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」のワールド全体の制作進行ディレクションをされています。さっそくお話を伺ってまいりましょう!

Monowoさんプロフィール

電子部品商社の営業、電子部品メーカーの開発案件営業と展示会への出展リーダー業務を経験。2019年,VRChatをOculus Quest購入を機に触れはじめVR空間上での交流に感動を覚えてのめりこんだ。複数のVRChatユーザーコミュニティイベントに携わった経緯からVket4のローカリゼーション担当の募集へ応募しVketと携わり始めた。
Vket5のQuest対応会場、VKet2021では「はじまりの街」アルメアの制作進行を担当したことをきっかけに転職し、現在はディレクションチームとしてVket会場の制作ディレクションを担当。

Monowoさんの「いいシゴト」

バーチャルマーケット2024 Summer期間中、会場である「VRChat」をデフォルト設定で起動すると最初にたどり着くホームワールドに、バーチャルマーケットへとユーザーを誘うホロポッドを設置! 制作期間は、なんとたったの1週間!?

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HIKKYでの仕事について教えてください。

Monowo:
バーチャルマーケット(以下、Vket)で、VRChat上に展開される会場となるワールドの制作ディレクションをしています。担当領域としては大きく以下の3つです。
①プロジェクトとして達したい目的・目標に基づいた要件の検討と決定
②開催やその他マイルストーンに沿って遅滞なく制作を完了し公開するためのスケジュール管理
③制作に関わるクリエイターのアサイン業務

Vketではクリエイターや企業・団体の様々なブースやギミックが展開されますが、私が制作進行管理を行うのは、それらが設置される会場となるワールドの方です。

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なぜHIKKYに入社されたのですか?

Monowo:
きっかけは、VRChatを通じて得た感動です!
もともとゲームやアニメといったコンテンツが好きでした。それらの舞台などで登場するバーチャル空間が気になって、VRに興味を持つようになりました。2019年にOculus Quest(現: Meta)を購入してVRChatにどんどんのめり込む中で、少しづつ仲間ができて、一緒にイベントに参加したり、時には一緒にイベントを開催したりするようになっていって。

そんな時に見かけたのが、Vket4の英語ローカリゼーション(翻訳)の募集でした。自分自身も来場者としてVketを楽しんでいたし、大規模なイベントというのもあって、記念受験的に応募してみたところ、採用されました。この時はVketの出展者向けのドキュメントやマニュアルの英訳作業を行いました。
その後も何度か単発でVketを手伝い、Vket2021で初めて、一般出展会場のディレクションに携わりました。ちょうど、ディレクションチームが部署として組織されはじめ、人も増えてきた頃でしたね。

Monowoさんが制作進行を担当した「はじまりの街アルメア」(バーチャルマーケット2021)

当時は電子部品や半導体関係の企業で働いており、ちょうど転職を意識し始めたタイミング。はじめは同業界・同職種の仕事を検討していたのですが、VRChat上でのイベント開催やVketを手伝った経験と、開発案件や展示会への出展企画業務で培ったスケジュール進行管理や技術の知見が活かせるのではと考え、思い切ってクリエイティブな仕事に挑戦することを決意しました!

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ご自身の業務で印象に残っていることは? やりがいや手ごたえがあったことは?

Monowo:
毎回のVketが印象深いです!!
というのも、開催のたびに新たなテーマ、コンセプトを決め、開催まで制作メンバーの皆さんと走っていくので、本当に色々なことが起こります。
メンバー同士の化学反応というか、多様なメンバーと制作するからこそ感じられるボリューム感やスピード感、そんなダイナミックなところが楽しいです。

コンテンツそのものに触れることも、もちろん面白いんですが、どうしてVketが好きなんだろうと考えた時、没入感のある空間で、現実では物理的にあり得ない、できないようなことも表現されているところ。何より、それを誰かと一緒に体験できるというところです。自分ひとりだと自分だけの反応で終わってしまいますが、誰かと一緒だと、コンテンツとそれに触れる人との間に起こる化学反応も間近に見ることができるので、面白さが倍増します!

Vket2024 Summerエントランス他、一般出展会場のワールドのディレクションを手がけた
ディレクションを担当したワールドの一つ「ワールドエンドユートピア Reboot」(Vket2023 Winter)

直近で印象に残っているのは、ホロポッドの制作ですね。
Vket2024Summe開催時期に際してVRChatのデフォルトHomeワールドに配置されたVketのオブジェクトで、「ホロポッド」と呼ぶのですが、制作内容の検討や調整に思いのほか時間がかかってしまい、ようやく制作着手できる状態にまで持って行けたのは、なんと締め切りの1週間前……。

短い制作期間でしたが、Vketの大事なPRポイントなので、見た目にはこだわりたい。アートディレクター、3Dモデラー、パーティクル/演出のメンバーの方々と協議し、スピーディに制作を進め、美しいオブジェクトをルールに沿って提出したことは、とても印象深い出来事でした。
充分な制作スケジュールを提示できるよう最善を尽くさなければならないという前提と反省はあるものの、一緒にやりとげてくれた皆さんには本当に感謝しています。

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これからクリエイティブな世界に飛び込んでみたいと思っている方へのメッセージをお願いします。

Monowo:
制作やクリエイティブな分野での経験がなくても、小さなことでも人と一緒に何かを成し遂げた経験があれば、それが強みになると思います。例えば、「サークルなどで50人規模の飲み会を企画した」などもいいですね。全員のスケジュールを調整して場所を決めて予約をとり、面白い余興コーナーを考えたり、会費の徴収〜清算といった過程で、ディレクターに必要な、やるべきことをきっちりとやる力が養われますからね。

それから、「好きなこと」と「得意なこと」を掛け合わせるのが、最もやりたい仕事に楽しく取り組める道だと思います。一見関係なさそうに見える業務でも、今自分は何をしていて、何が得意なのかをよくよく振り返ってみること。それを好きなことと組み合わせてみることで、新しい可能性が見えてくるはずです。そうした視点で自分の経験やスキルを捉え直してみると、クリエイティブな世界は、割とすぐそばにあるように感じられますよ!

あとは、やっぱり体力! 一日に自分の限界まで力を出す必要はなくて、仮に80%くらいの出力でもいいから、継続することがとにかく大事だと思っています。色んな人と一緒に進めている作業が自分の不在で止まってしまわないような体力をつけるため、どんなに面倒でも毎日の筋トレは欠かさないようにしています^^

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Monowoさん、本日はありがとうございました!

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