「バーチャルマーケット2023 Summer」企業ブース体験レポート【パラリアル福岡編】
みなさんこんにちわ! ライターの高島おしゃむです。2023年7月15日から30日まで開催される「バーチャルマーケット2023 Summer」。最初に訪れたのは、ラスベガスをモチーフにしたゴージャスな雰囲気の「パラリアルラスベガス」でしたが、そちらを思う存分堪能した後で、次にやってきたのが今回レポートする「パラリアル福岡」です!
ワールドに入ると、なにやら空港のような場所に到着。そして、その近くに声を掛けてくるキャラクターがいます。
なんでも一緒に回ってくれる「Vketちゃん2号」というNPCキャラクターだそうで、せっかくなので付き添ってもらうことにしました。友達とワイワイ「バーチャルマーケット」を楽しむのもいいのですが、全ての人がなかなかそういうわけにもいかず、どうしてもボッチになってしまいがち。しかし、こうしたキャラクターが一緒に付いてきてくれると、それだけで楽しい気分になりますね!
バスで市内観光が楽しめる!「西日本鉄道」ブース
夏祭りの真っ最中といった感じのワールド内を進んでいくと、最初に目に入るのがバスです。こちらが「西日本鉄道」のブースというよりもコンテンツといった感じのもので、バスに乗り込むことで「パラリアル福岡」を観光することができます。
ということでなんとしても乗りたかったのですが、いろいろと撮影だのなんだのしている間に、あっさりバスは出発。しょうがないので、ふたたびこちらに戻ってくるまで待つことにしました。
そうこうしているうちに、ふたたびバスが出現したので、今回は乗り遅れないように社内に移動しました。ちなみにバスから見る光景は、普段乗り込んでいるものとほぼ同じような感覚になっており、想像以上に楽しめるようになっています。
ちなみに途中で停車ボタンも押せるようになっていたようですが、もったいないので最後まで乗ってしまいました。
インフラ整備やモグラたたき風ゲームも楽しめる「国境なき医師団日本」ブース
NGOの国境なき医師団日本のブースでは、ゲームを通して同団体の活動が分かるようなコンテンツが用意されていました。まず屋外に設置されていたのが、巨大なヘリコプターです。しかし、その上に登って行くには、いくつかのパーツを組み合わせて道を作る必要があります。
な~んだ、そんなことなら『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』で鍛え上げた力技で道を作りあげていく能力が活かせる! と思い、さっそくチャレンジしてみることに。なんとかかんとか、散らばっていた石をむりやり合体して道を作成。無事ヘリの近くまで移動することができました。
ブース内部も日頃の活動を反映させたようなものになっており、段ボールなどがラックに積み上げられています。この中で楽しめるのが、モグラたたき風のゲームです。スタートボタンを押すとゲームが開始。ウイルスをやっつけると+1点獲得。間違って薬を叩くと-1点になってしまいます。
VTuberのミュージックビデオやSTORYCAのルーフトップを体験!「アルパインマーケティング」ブース
結構広いエリアにいくつかのコンテンツを配置していたのが、アルパインマーケティングのブースです。最初に目に行くのは「STROYCA」です。こちらは車両の上に設置するルーフトップテントで、実際にその中に入ってどんな感じなのかバーチャルで体験することができます。
「STROYCA」のすぐお隣にあるのが、「スーパーチャットミラー」です。こちらは再生ボタンを押して自分のアバターを映し出すことで、スーパーチャットをもらったときのような演出が楽しめます。もちろん、残念ながら本物のスーパーチャットではないので注意しましょう!
「STROYCA」と「スーパーチャットミラー」の対面には、巨大なステージが設置されています。こちらでは、アルパイン公式VTuberの碧唯ネネさんのミュージックビデオが見られる他、ビラも受け取ることができます。
どんなギミックが仕込まれているか探す楽しさもあり!「BEAMS」ブース
パラリアル福岡のビーチエリアに設置されているのが、なんと6回連続で出展中のBEAMSのブースです。実はここ、1回目に来たときは気が付かなかったのですが、いろいろなギミックが盛り込まれたブースとなっていました。
最初にブースに近づいていくと目に入るのが、「ウォータースライダー」です。こちらで店舗の地下に直接移動することができるようになっています。
ブースの地下では、衣装を選ぶとその場で試着することもできます。また、ランウェイも設置されており、そちらで自分のアバターがモデルのように動く姿も見られるようになっていました!
この地下のエリアですが、全面がガラス張りになっており、その外には海の世界が広がっています。そちらも360度動画のように映像が流れているため、ここにいるだけでも癒やし効果がありそうです。
上の階に移動すると、ブースの1階に到着。こちらでは、実際の店舗のようなディスプレイが楽しめるようになっていました。
実はこれで終わりじゃないところが、BEAMSブースのすごいところ。入り口付近にヤシの木がありますが、そちらから店舗の屋上に移動することができるようになっていました。実際に移動してみると、そこは夕焼けがまぶしくなるような世界になっており、なんと記念撮影も出来るようになっていました。
そして、帰りは来たときと同じように、ロープを使って戻ることができます。
意外なものが釣れちゃう!? 「静岡県焼津市」ブース
建物の入り口に巨大なマグロが設置された静岡県焼津市のブースでは、ふるさと納税返礼品の紹介が行われていたほか、「バーチャル海釣り体験」ができるようになっていました。
ブース内に入ると待ち構えているのは、巨大な舟盛りをイメージしたようなオブジェクト。その他の装飾品類も、漁業鵜をイメージしたような作りになっており、なかなか見応えがあります。
同ブースの奥で体験できるのが、「バーチャル海釣り体験」です。こちらでは設置された釣り具を利用して、海釣りが楽しめます。驚いたのがこちらで釣れる魚の種類。最初はマグロのようなものが釣れたのですが、それに続き、リュウグウノツカイまで!?
はたしてどれだけの種類の魚を釣ることができるのか? というところも気になりますね!
シンプル is ベスト! 「文部科学省」ブース
実は、最初どこにあるのか見つけられなかったのですが……実は通り過ぎてしまったところに設置されていたのが文部科学省のブースです! ブースというか、パネルが展示されているだけといったレベルの潔さ。
しかしながら立地は最高で、後ろにはPayPayドームがそびえており、フォトスポットとしても最高です!
自分のアバターが描かれた凧を高く上げよう!「静岡県浜松市」ブース
静岡県浜松市のブースでは、「浜松まつり」の名物行事である凧揚げをバーチャル世界で体験できるようになっていました。
ブース内には、徳川家康公にゆかりのある天守部分を再現したものが設置されており、殿様気分で記念撮影が行えるようになっていました。
また、浜松市の特産品を3Dモデルで再現したものも展示されており、いずれもリアルな出来映えになっていました。
メインとなる凧揚げは、ブース外で体験することができます。最初にアバターの写真を撮影し、そちらをプリントした凧が完成します。後は紐を引っぱって空高く上げていくだけです。
この凧の動きがなかなかリアルで、なにかの障害物にぶつかるとすぐに落ちてしまいます。そのため、本物の凧同様に高く上げるにはコツが必要になります。
クレーンゲームでアイテムをゲット!「ゲーマーサップス」ブース
地下道を抜けると、そこは夜だった! というわけで、途中からガラリと街の雰囲気が変わるのが、この「パラリアル福岡」の特徴のひとつでもあります。その夜の「パラリアル福岡」で最初に登場するのがゲーマーサップスのブースです。
ブース内では、糖質オフで脂肪燃焼を促進させるエナジードリンクやWaifuカップなどを販売。また、このバーチャルマーケット開催期間中のみ購入できる『Waifuカップ×VketChan V3』の夏季限定シェイカーなども購入出来るようになっていました。
基本的にはリアル商品購入への導線といったコンテンツが多い印象ですが、ブースの奥には無料で遊べるクレーンゲームにも挑戦することができます。ゲーム自体はぬるぬるな感じですが、どんなアイテムが取れるかは実際にやってみないとわからないので、結構楽しめます!
スロットを回して記念撮影ができる「サミー」ブース
サミーのブースでは、パチスロの『ツインエンジェル』のキャラクターたちと記念撮影ができるコンテンツが用意されていました。ブース内に設置されているパチスロに挑戦することで、毎回登場するキャラクターが変化します。
そのキャラクターたちと一緒に撮影して、画像をツイートすることで豪華賞品が当たるキャンペーンに挑戦することができます!
ワンクにも乗れる!「西日本シティ銀行」ブース
小さな黒い犬をモチーフにした、西日本シティ銀行のキャラクター「ワンク」が登場。ワンクグッズの紹介が行われているほか、なんとブース内に設置されているワンクに座ることで、移動することができるといったユニークな体験も出来るようになっていました。
パラリアル福岡の締めくくりにふさわしい!「バーチャル博多駅」ブース
思った以上に濃厚だった「パラリアル福岡」ですが、それも終着点に到達。最後に我々を待ち構えていたのが、超巨大な建物「バーチャル博多駅」でした。ちなみにここまで一緒に旅を共にしてくれた2号君とも、名残惜しいですがここでお別れとなります。
こちらのブースでは、博多祇園山笠「飾り山」の3Dモデルが登場。かなり精巧に作られており、ついついじっくりと見たくなるような仕上がりです。その近くにあるのが、JR九州の人気よさこいチーム「櫻燕隊(おうえんたい)」です。なんとこちらでは自分のアバターも一緒に「よさこい体験」ができます!
踊りの振り付け自体もユニーク! ひとりでも楽しめますが、お友達と一緒に踊ってみるのも楽しそうな感じです。
もうひとつ、この「バーチャル博多駅」の屋外には特別なギミックが盛り込まれています。それが、プロジェクションマッピングの投影です。「バーチャル博多駅」の向かって左側にある時計に触ると、それに連動して駅の時計も動作。駅の建物に様々な絵柄が映し出されていきます。
駅の構内の券売機では、「SUGOCA」を入手することができます。こちらは3種類要されており、どれが出るかはランダムで決まります。
もうひとつ、駅といえばやはり車両! ということで、3・4番のりばには、西日本鉄道とのコラボレーションで、西鉄電車が停車しています。こちらもなかなか精巧に作られており、中の様子も楽しむことができます。
また、反対側には「SL 人吉」、「ふたつ星 4047」、「あそぼーい!」、「ゆふいんの森」といった4つの列車を組み合わせた、バーチャルならではの車両も止まっており、こちらもフォトスポットにオススメとなっていました。
ということでここまでご紹介してきた「パラリアル福岡」でしたが、なかなか一筋ならではいかない内容の濃さでしたね!