大熱狂の中幕を閉じたVket2024 Summer。ギネス世界記録挑戦やプレゼントキャンペーンなど数多くの企画があった中、Vket三大コンテンツを巡る『Vket2024 Summer グランドマスターへの道』にて 2:26:21というバーチャル界最速タイムを叩き出したWarjyuさんにお話を聞きました。

ket2024 Summer グランドマスターへの道 とは

『Vket2024 Summer グランドマスターへの道』は、Vket2024 Summerの期間中に実施された企画で、3つの指定されたコンテンツ（Vket2024 Summer ワールド完全制覇、Vket2024 Summer アチーブメント完全制覇、My Vketアチーブメント完全制覇）を全て制覇することで、豪華な特典がもらえるイベントです。

特典としては、最速達成者のアバターの石像がVket会場に設置されることや、クレジットに名前が刻まれることなどがあります。

初代グランドマスターに独占インタビュー

――この度はインタビューの機会をいただきありがとうございます。
改めて、グランドマスターを達成した時の気持ちをお伺いしたいです。

Warjyu:自分なりに良いタイムは出せたものの、まさか自分が1位ではないだろう。上には上がいるだろう。と思っていました。
グランドマスター達成後はタイムのことは一旦置いておいて、フレンドとVketを楽しんでいました。

――グランドマスター達成の為に準備したことなどはありますか？

Warjyu:過去のVketを巡り直し、どういうところにアチーブメントが設置されているかの傾向を調べていました。また、実績解除のタイミングも場所によってバラバラなので、効率的にアチーブメントを取得できるよう模索していました。

――傾向から予測するなんてまるで受験勉強のようです。最速でグランドマスターを達成するのにも役立ったんでしょうか？

Warjyu:かなり役立ちましたが、実生活でも「今やっておいたほうが後々ラクだな」みたいな事ってあるじゃないですか。そういう事前準備をしっかりやったことが速さに繋がったのかもしれないです。

快適なVR環境を作るためにインターネット回線を見直したり、ゲーミングPCを新調したり、解像度の高いVRゴーグルを用意したのがなんやかんやで一番役に立ったかな。
Vketを全力で楽しむ為の準備の副産物としてアチーブメント取得を安定させたりワールド読み込みを早めてくれました。

――印象に残っているアチーブメントがあればお聞きしたいです。

Warjyu:印象に残っているアチーブメントは2つあります。
1つは【灼壁の皇城ゴリベグ】で既定の大きさの溶岩魚を釣るアチーブメントがあるんですが、完全な運要素なので30回程釣ってようやく達成できたと思った後日、フレンドと行ったら1発で達成できたところですね。

もう1つが【九龍帝国城下街　捌番街】の『ミニミニ大作戦』というアチーブメントです。
アバタースケーリングを最小にしないと入れない道を通ることで達成できるんですが、アバターの身長を活かしたギミックは「リアリティがあるな」と感じました。捌番街のワールドクリエイターさんには脱帽です。

Vketとの出会いについて

――初めてVketに参加したのはいつですか？

Warjyu:来場ユーザーとして参加したのは2020年12月18日から始まったVket5です。
当時はquestオンリーで参加したのですが、そこで【Vket5 quest 九龍帝国城下町 参番街】をみて、「マーケット形式のワールドもあるんだ」と感銘を受け、私もいつかモデラ―になって出店したいと思うようになりました。

そこからモデリング技術を磨き、フレンドさん達からの声援のおかげもあり4年越しに夢が叶って【九龍帝国城下街　捌番街】に出店することができました。

――バーチャル人生の節目にVketがあったんですね。

Warjyu:そうですね。Vketの存在が私の中で相当大きかったんだと思います。

――最後に、初代グランドマスターからお言葉をいただきたいです。

Warjyu:一歩踏み込む勇気と行動力でこのバーチャル世界はより楽しくより広がってみえてきます。そのためにも規則正しい生活と、VRゴーグルを外して寝るのが一番です。心と身体の両方が健康でないと楽しめるものも楽しめませんからね。

――本日はインタビューありがとうございました！