【クリエイター白書】"楽しめるような作品作り"sasikizuさん
バーチャルで活躍する様々なクリエイターのこだわりや想いをお届けする「クリエイター白書」。今回は、アバタークリエイターのsasikizuさんへのインタビューです。
sasikizuさんと言えば、「リンフェイ」や「ノイズ」といった中性的なデザインのアバターが特徴的です。
あえて女性的なデザインの衣装や、かっこいいテイストなど改変が好きなユーザーが好んで着用しているイメージがあります。
6月9日には、最新作の「悪魔の懺悔(Zange)」が発売されたばかり。そんなsasikizuさんには、どんなこだわりや想いがあるのでしょうか。
──作品にまつわるエピソードがあれば教えてください。
男性モデルも女性モデルも作っていますが、うちの男性モデルは大体女の子に間違われてますね。とくに断罪くんとか、出た当初「女の子アバターだと思って買っちゃった」「女の子だったら買ってたのにな」と言われたのが大分印象に残ってます。私としては、完全に男として作っていたので周りからの反応は本当に意外でした。
──「悪魔の懺悔」発売おめでとうございます!どのようなコンセプトなのでしょうか。
初期の時点ではピンクの髪のツインテールの男を作ろうかと考えていたので、かなり目が小さめです。懺悔ちゃんは素体を1から作り直していて、特にお腹の造形が自分でも気に入っています。
懺悔ちゃんは断罪くんと世界観が同じなので、対になるようなデザインにしています。
──作品づくりをするときに、大切にしているポイントやこだわりを教えてください
一目見たときにインパクトを残せるようなデザインを心がけています。顔や体もそうなんですが、やはり全体として見たときに色の印象を強く残せるように意識しています。
例えば断罪くんなんかは強い青が印象に残ると思いますし、今回の懺悔ちゃんは、赤が印象に残りやすいと思います。パッと見たときに強めの色があると、人の目に留まりやすいなと私が個人的に思っています。
私自身、気に入っていて、全体的にデザインが整ってるなと思っている子はフェイフォンです。
──そう思うようになったきっかけやエピソードを教えてください
現時点でかなりの数のアバターが増え、皆様がお好きなタイプのモデルも簡単に見つけられるようになった今、一発で人の目を引き付けるようなデザイン、配色など意識しています。
──制作をはじめたきっかけは、エピソードはありますか
かなり昔にMMDと出会い、3Dの作品というものに強く心を打たれ、5年近くYouTubeにMMDの動画投稿をしていました。
VRChatというサービスが開始され、自分のなりたい3Dモデルを着て、チャットができるという新しい環境を目にし、私のモデルもVRで、より近くで、たくさんの方に見ていただければと思い制作をはじめました。
──今後こんなふうな活動がしたい!というのがあれば、教えてください!
私の作品を好きでいてくれる方々のために、見ていて、着ていて、楽しめるような作品作りを心がけていきたいです。
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