【制作スタッフインタビュー】初開催!オープンライブ「LiberaTune」の舞台裏
MusicVket5のワールドのひとつである「LiberaTune」。
誰でも使えるライブ会場として、日夜アーティストがライブを行い賑わいを見せています。そんなLiberaTuneの制作を担当した、Shadowriverさんとあの子゜のインタビューです。
MusicVket 5 OpenLive "Liberatune "のライブ・パフォーマンスの世界と会場におけるGPUパーティクル・システムを中心に、その他の雑多なシェーダーやいくつかのUdonプログラミングを担当した、Shadowriverです。
ーーこだわりのポイントを教えてください!
特にGPUパーティクルシステムは、コアな部分からかなり作り込んでいて、半年くらいかけて途中修正も加えながら作っています。
シェーダー・パーティクルはVRChatで何年も前から使われているので、外から見ると単純に見えるかもしれない。完全にプログラム可能なフレームワークで、パーティクルごとに約60のフロートパラメータをシミュレートし、ライフサイクリングも含め、シェーダーベースのパーティクルとしては非常にユニークで、従来のパーティクルエミッターをエミュレートすることができます。
各パラメータ(またはそのセット)を実装するには、パラメータが正しく動作し出力されるかどうかをテストするために、プロトタイプのエフェクトを作成する必要がありました。
シェーダーベースのGPUパーティクルは、私がずっと取り組みたかったことのひとつで、それをとても簡単に作れるシステムを作った。
Liberatuneのセットアップには、フロア、ステージ、アンビエントエフェクト用に3つのインスタンスがあり、それぞれ最大65536パーティクルを実行でき、すべてのインスタンスに約30種類のエフェクトがあり、Libratunesの4つのテーマと3つのライティングモードにまたがるプリセットに分かれていて、使いやすくなっています。
ーー来場者にぜひ楽しんでほしい部分や、注目してほしいところを教えてください。
Musicvketには特別なものがあります。通常、Vketのイベントでは、参加枠を得たとしても、それに参加するためにすべての応募プロセスを経る必要がありますが、ここでは自分の手で物事を進めることができます。
そういうアーティストを見つけて音楽を楽しむことは、隠れた宝石を見つけるようで、とてもエキサイティングな体験です。
私が制作を手伝ったLiberatuneは、まさにこのようなユースケースのために作られたもので、誰でも利用でき、実際のイベントで会場を利用するアーティストと同じような機能があり、ただ楽器を持って演奏し、ビジターとしてパブリックインスタンスに参加して、そのような宝石を見つけることができる。とはいえ、通常の展示ワールドの真ん中にあるライブパフォーマンススペースは、とても居心地のいいアドホックな感じがしてとても気に入っています。
ーーユーザーによる各種イベントが開催されていますが、制作側としてはどのように見ていますか?率直な感想をお聞かせください!
OpenLiveのイベントや、それ以外でのアーティストのステージの使い方を見るのは本当に楽しいですし、期待以上のものがたくさんあって、そういうときはクリエイターとして最高にうれしいですね。
ステージシステムの追加機能が使われないままになってしまうのではと心配していたのですが、驚いたことにアーティストがとても面白い使い方をしていました。一人で苦労の末に自分が貢献した会場で、多くの才能あるアーティストが素晴らしい歌を聴かせてくれるのを見るのは、とても満足感があり楽しいものです。
ーー今後、MusicVketをこうしていきたい!という野望はありますか?
僕が作ったパーティクルシステムは、まだまだ可能性があると思っています。MusicVket5では、アーティストがステージをどのように使っているのか、どんな問題を抱えているのかを観察することに時間を費やしました。
ステージやパーティクルシステムの機能を最適化することで、パフォーマンス中のワークフローをより最適化し、雑念やハッスルを減らして、ステージでの作業を楽しく、観客に満足してもらえるようなものにしたいと思っています。
MusicVketのOpenLiveのような多目的な音楽イベントで、ここまで深く制作に関わるのは初めてで、わからないことだらけでしたが、出来上がったものを見て自信がつきました。この経験を生かして、次はもっといいものを作りたいと思います。
Music Vket 5で楽しい時間を過ごし、あなたの耳が音楽で満たされることを願っています。
制作Dを担当した、あの子゜です。
ーーMusV5への想いやこだわりを聞かせてください!
クリエイターさんのやりたい事をヒアリングし出来る限りサポートに入りました。音楽といっても様々!MusicVket5では様々な音楽を体験できるので余すことなく楽しんでほしいです!
ーーユーザーによるイベントが各種開催されていますが、制作側としてどのように見ていますか。率直な感想をお聞かせください!
オープンライブやツアーなど自分なりの表現をどんどん発信されているのを見るととても楽しいです!
ーー今後、MusicVketをこうしていきたい!という野望はありますか?
日米対バンイベントとかどうです??
ーー来場する方に一言お願いします!
めっちゃかっこいいしめっちゃ楽しいです!!!