境界を越えて無限のワクワクを!バーチャルマーケットの新しいかたち
今年も間もなく訪れるバーチャルマーケット(Vket)の季節。Vketは、バーチャルで過ごす人々にきっかけを提供することでバーチャル空間を豊かにしたい、という想いから生まれたイベントです。
この想いとともに、出展方法もよりバリエーション豊かなものをご用意し、多様な方々とともにVketをより面白いものにしていきたい、とHIKKYは考えてきました。
この記事では、今回新たに加わった出展方法についてご紹介し、Vketは、なぜ・どのようにバリエーション豊かなものへと進化していくのかをお伝えします。
昨年(2023年)のVketでは、新たな出展方式として「アイテム出展」と「コミュニティ出展」を設けました。アイテム出展は、Vket会場備え付けのブース外観を使用してアバターや3Dモデルだけで簡易に出展できる出展方式。コミュニティ出展は、イベントや集会のポスターなど画像形式での入稿が可能なテンプレートはめ込みの出展方式でした。
もっともっとワクワクするVketを目指して
2024年のVketでは、新たな出展方式が2種類追加されます。さらにブース制作が簡単になる「Vket Booth Maaker」についてもご紹介します!
・ワールドを展示する、ポータル出展
・映像作品や音楽作品を展示する、映像出展
・ブース出展の新たな制作方法、Vket Booth Maker
それぞれについて、どのような出展形式なのかをご紹介します。
ポータル出展
VRChatのワールドを丸ごと出展できる方法です。
ワールドID、説明画像などをwebで入稿いただくと、ワールドIDのポータルをVket出展ワールド内に配置します。
既存・新規問わず、ご自身が制作したワールドを出展可能です。
ゲーム、コミュニティ、風景……ジャンルを問わずご出展をお待ちしております!
映像出展
動画(mp4ファイル形式)で入稿いただく方法です。
これまでブースやアイテム出展は3Dモデルがメインでしたが、映像作品、MV、音楽、配信など、動画で入稿できるコンテンツであればどのようなものでも出展可能です。
映像や音楽など、より多彩なクリエイターの方々にVketをお楽しみいただけますと幸いです。※MusicVketの入稿スタイルを一部踏襲した形となります。
ブースが作れなくても出展できる!「Vket Booth Maker」
さらに、Vket2024Summerからは出展時に必要な展示ブースを手軽に作成できるようになります。
これまで、Vketに出展するには展示用のブースを出展者が作成する必要がありました。UnityやBlenderといった専用ツールの知識が必要でしたが、今回からはブースの作成が手軽にでき、入稿までWeb上で完結するサービスがリリースされます。
それが・・・Vket Booth Makerです!
Vketは、バーチャルで過ごす人々にきっかけを提供することでバーチャル空間を豊かにしたい、という想いから生まれたイベントです。
Vketに展示されているコンテンツ(3Dモデルやワールド、イベントなど)の中から「これ知らなかったけどめっちゃ好み!」なものに出会えるきっかけを作ることができたら、これほど嬉しいことはありません。
Vketが生まれた当初の2018年頃には、バーチャル空間で楽しめるコンテンツはごく限られていました。あれから5年以上が経過し、今現在のバーチャル空間には、日々追いきれないほどの新たなコンテンツが生まれ続けています。
もしかしたら、友人関係やSNSで得られる情報の外側に、自分好みなコンテンツがあるかもしれません。
多様化するバーチャル空間の過ごし方や楽しみ方に合わせて、Vketも形を変え、バーチャルを楽しむ人々にとってより多くの気付きや出会いが得られるようなイベントにしたいと考えています。
あなたの出展をお待ちしています!