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【Vket Cloud】新モーション追加とUnity2022に対応したVketCloudSDKver13.7.7のアップデート

いつもVket Cloudをご利用いただき誠にありがとうございます。
9/26(木)にMy Vketでしか利用できなかった人気のモーションが2つ追加されました。
また9/11(水)にVketCloudSDKのバージョンが13.7.7にアップデートされ、Unity2022に対応しました。
また、13.7.7とともに追加されたVket Cloud側の新機能「JS入稿」もご紹介いたします。


新モーション

My Vketにのみ導入されていた人気のモーションが2種、Vket Cloudでも利用できるようになりました。

座っておしゃべり

その場に腰かけておしゃべりをするモーションです椅子などのオブジェクトがある場所で使うと、とても臨場感がありますね。

寝転がる

その場でおもむろに寝っ転がります。はじめは仰向けですが、時間がたつと左右に寝返りもうちますよ。

VketCloudSDKがVer13.7.7にアップデート

新機能やバグ修正が入った新バージョンになります。
特にUnity2022への対応や、ワールドアップロードが失敗する致命的なバグなどが修正されています。

🔶新機能

インストールウィザード4.0
インストールウィザードが新しくなりました。

  • パスやプロジェクト名に日本語や2バイト文字が含まれている場合、インストールできないようにするようになりました!

  • Unity 2022の場合、API互換性レベルの変更が不要になり、
    「Player Configure: API Compatibility Level」を「.Net 4.X」にする必要がなくなりました。(つまり、一番最初にやらないといけないめんどくさい設定が一つ減りました)

Unity 2022.3.6f1への対応
SDK13.7.7からUnity 2022.3.6f1に対応します!
ちなみにSDK13.7.7は現行の2019.4.31f1にも対応しているので、どちらでも使うことができます。
※UnitySDK13.7.7からUnity 2022.3.6f1で使うときの注意点
Hierarchy Windowを右クリックしたときに、オブジェクトを選択しないと「Export as Activity」と「VKCHelper」メニューが表示されません(仕様です)。またSDK13.7.7をUnity 2019で従来通り使用した際は、グレーアウトで表示されます。

🔶バグ修正

アップロードが失敗していたものや、チュートリアルまわりのバグを多数修正しております。

ワールドアップロードが失敗する不具合を修正
容量の大きいワールドをアップロードしようとした際、アップロード時間が1時間以上かかったうえで失敗するバグをトークン発行タイミングをずらすことで修正しました。

チュートリアルまわりの不具合を修正

  • Tutorial-Scripts-をインポートした際、自動でSceneが開かれていませんでしたが、開くようになりました。

  • 『Tutorial -Scripts-』のシーン上に出るべきチュートリアルボタンが表示されなかったのを修正しました。

  • チュートリアルのウインドウに画像が表示されていなかったのを修正しました。

  • 一部チュートリアルでのビルド&ラン時の不具合を修正しました。

  • SDKチュートリアルシステムの最後のページでcloseと表示されない不具合を修正しました。

  • 現状のSceneを保存せずにTutorialをインポートすると、インポート前に開いていたSceneの変更が保存されない不具合を修正しました。

Macでの不具合を修正

  • SDK9.11.1から最新版にアップデートすると、VKC Item Plane(旧HEO Plane)のLook At Cameraの値がリセットされてしまう不具合を修正しました。

  • VKC Item Object(旧HEO Object)がScene上に含まれているとアップロードに失敗する不具合を修正しました。

言語選択の不具合を修正

  • プロジェクト起動後初回ログイン時に表示される言語選択ウィンドウで、言語を英語に切り替えても上部メニュー内の項目が英語に切り替わらない不具合を修正しました。

  • Unityを再起動してログインした時に言語設定を行ってもエディター上のメニュータブとプルダウンには即時反映されない不具合も修正されました。

  • 言語選択ウインドウから以前とは別の言語を選択して適用すると、上部メニューの項目が英語の日本語の両方が表示されてしまう不具合を修正しました。

VKC Item Particleの不具合を修正
VKC Item ParticleにHepファイルをアタッチする際、「選択」ボタンからしかアタッチができなかった不具合を修正しました。

チーム切り替えタブの不具合を修正
ワールドアップロードにて、アカウントが複数のチームに所属している時、1つ目のチームにワールドが存在しない場合はチーム切り替えタブが出現しない不具合を修正しました。

デバッグコンソールまわりの不具合

  • サイズが2の累乗ではないテクスチャを設定してもコンソールにエラーが表示されない不具合を修正しました。

  • 「VketCloudSetttingを持つオブジェクトがシーンに存在しません。」と表示される際のマニュアルリンクが404エラーでアクセスできない不具合を修正しました。

VKC Node Video Trigger(旧HEOVideoTrigger)の不具合を修正
1つのGameObjectに対し複数のVKC(HEO)コンポーネントをアタッチした際に、VKC Node Video Trigger(旧HEOVideoTrigger)のAutoplayとLoopの項目が表示されない不具合を修正しました。

🔶既知のバグ

(Macのみ)VKC Attribute Action Trigger(旧HEO Action Trigger)、VKC Setting Nameplate(旧HEONameplate)のいずれかが含まれており、かつ画像の含まれるAction(SetGenericWindowStateのImage Viewer)やNameplate(Image)が含まれているとビルドに失敗します。

SDK内の言語設定を日本語にしている時、他ウィンドウの操作(ブラウザの検索など)を行い、再度Unityエディタをクリックするとロードが走り、チュートリアルシステムの説明文のみ英語に変更される現象が発生します。

🔶JS入稿

こちらはWASDの入力情報を取得して表示するギミック。

SDK13.7.7以降であれば、JavaScript(以下、JS)をアップロードすることで、ワールド内でJSを実行することができます!

導入方法サンプルはこちら。

 ゲームワールドのセーブ機能の実装、サーバーとの同期を実現した本格的なオンラインゲーム制作、一般公開されているお天気APIを活用したワールド内の天候アニメーションの変化、自社のデータベースと連携した会員制のWebメタバース空間の運用 などができるようになります!

この機能を使うための条件として
・有料プランユーザー
・パートナプログラム加入ユーザー
のどちらかである必要があります。

有料プランorパートナーユーザーで利用希望の場合は
利用規約の確認の後、フォーム にて申請を行ってください。
運営にて審査をさせていただいた後、利用可能になります。
(ちなみにパートナープログラムはフリープランでも加入できますよ:ボソ…)


以上Vket CloudとVketCloudSDKのアップデート情報でした。
Vket Cloud及びVketCloudSDKはクリエイター及びコミュニティの役に立つサービスとなるべく、今後も加速的にアップデートを加えていきます。
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